全日本遠征報告・2022年度主将挨拶

お世話になっております。
4年主将の一木健吾です。

滋賀県柳が崎ヨットハーバーにて開催されました全日本インカレの大会報告をさせて頂きます。

まずはじめに、ご寄付や観覧艇からの応援、また、直接ハーバーにお越しくださっての応援、SNS上での激励コメントなど皆様からいただいた多くのご声援についてお礼申し上げます。
結果としては、スナイプ級 10位 に終わり、目標である入賞を果たすことができませんでした。
皆様からの熱いご声援の中、ご期待に添えず本当に申し訳ございません。

昨年の11月、新体制が始まるころ、最後に悔いなく琵琶湖の地でみんな揃って笑えるようにという思いを込めて、今年度スローガンの「結実」にしました。結果の数字だけ見ると決して満足いくものではありませんが、この1年間、常に目標を目指して活動してきたことで、悔いを残さずやり切ることができました。これもひとえに、皆様の温かいご支援のおかげと心より感謝しております。

この大会を最後に私たち4年生は引退です。
私は高校1年生からセーリング競技を始め、その頃は大学まで続けるとは思っていませんでした。この大学4年間を思い返すと様々なことを思い出します。大学1年生の時は正直、先輩方に追いつきたいという一心で日々がむしゃらにヨットに乗り、高い壁にぶつかっては砕けていたのを覚えています。
しかし、結果としては私が入学してから3年連続でスナイプチームは全日本の切符を手にすることができずにいました。この事実に関して、私自身とても責任を感じていました。先輩方が紡いできた伝統を、私が崩してしまうわけにはいかないと思い、必ず今年こそ全日本の舞台に立ち入賞する、と固く誓いました。
そのような中、このラスト1年間紆余曲折ありながらもチームとして支え合いながら乗り越えてくることができました。

初めて口にするのですが、3年生から1番艇に乗っていた私は、強いプレッシャーを感じていました。「自分が走らなければチームが勝てない」と、自分に対して突き詰め続ける2年間であり、苦しい日々でした。
しかし今年、そんな私と共に戦ってくれたのが、同期の4年山口と後輩達でした。
精神的にも成績でもとても支えてくれました。

その時改めて、チームで戦うことの素晴らしさや、1人で悩まず相談し支え合うことの大切さを強く学びました。

ヨットというスポーツを通じて多くの方と出会い、沢山のことを学ばせていただきました。

引退して現役部員に伝えたいことは、1人で悩まずにチームで支え合って行って欲しいということと、今しか出来ないことを好きなだけ出来ていることに感謝し、自分ができる精一杯の努力をして欲しいということです。

最後になりますが、4年間法政大学体育会ヨット部の一員として活動できたこと、伝統ある弊部の主将を、務めることができたことを誇りに思います。

4年間本当にありがとうございました。

遠征半ばには、近江神宮で必勝祈願をしました!

全日本遠征中には、杉山コーチ、カピオラニオーナー鶴崎さん、礒村さん、田中さん、相原さん、福永さん、杉山さん、北林さんのお父様、速水さん、山口家、中村家にお越しいただきました。お忙しいところ遠方にもかかわらず、観覧艇カピオラニのご手配や応援、ご指導ありがとうございます。

また、
1985年卒の福永さんよりコロッケ
1987年卒の田中さんよりウィダーゼリー
2019年卒の北林さんのお父様よりクッキー
2021年卒の速水さんより抹茶サンド
2022年卒の新田さんよりお菓子
山口家よりワッフル、えびせんべい
新井家よりサンドイッチ
のごっつぁん品をいただきました。
皆様からの差し入れは、遠征中のエネルギーとなりました。ご支援感謝いたします。
そしてこの場では書ききれないほどのOB・OG、保護者の皆様より全日本遠征への寄付金をいただきました。誠にありがとうございます。

では失礼いたします。