合宿報告 春女子インカレ1日目

4月29日の合宿報告をさせていただきます。470クルー1年の永井天音です。 

29日は2023年度関東学生ヨット春季選手権大会女子レースの1日目でした。風は南の安定した平均8m/s以上,波は1.5mで大きいうねりがあるコンディションの中2レース行いました。私は470クルーですが、交代要員としてスナイプクルーで2レースとも参加させていただきました。 

スナイプの練習はアンダーパワーで計2日間しました。強風のランチャーの動作に特に自信がなかったです。当日はジャイブする前はランチャーをしまうという安全策をとりました。 練習量が足りてなくて、思うようにレースができなかったのではなく、ヨットレースをする上での基本の考え方ができていなかったための結果でした。何の艇種に乗っても艇に起こってる事は変わらないのに、420・470の時に普段やっていた事をしなかったのが最大の反省です。 

海面の左右差は無く、風も安定していたため、スタートとすべりで勝敗が別れる2レースでした。そのため、セーラーとしての考える力が大きく試されました。風・うねり・波に合わせての走らせ方についての自分の意思を100%伝えなかったのが、敗因だと考えました。また、スタート前のすべきルーティーンもままならず、自分の意思を1分30秒前から出さなかったため、いいスタートさえできなかったです。 やるべきことは決まっているので、それが無意識化にやれるように海上で常にやっていきます。そのために、スタート直後・上マーク回航時などの細かい部分を徹底的に整理して、自分の現状と照らし合わせ、違いを見つけ改善策を考えます。 

今回の大会で、自分1人の力が明らかになりました。四年間の中で全日本学生ヨット選手権で優勝するためには、練習時間は限られているという事を痛感しました。他の大学との合同練習やフリートレースの回数が多いため、レースの経験値・コースの知識は実践で学ぶ機会が多いです。走り・動作もその中で練習していき、そこから周りよりも速いスピード・良い質で成長する事ができれば目標は達成できると考えております。  

法政大学ヨット部に入部させていただき、自分への挑戦する機会が多い場にいるので、これからの自分の成長に胸の高鳴りが止まりません。これから4年間全身全霊を懸けて精進して参りますので、応援をよろしくお願いします。 

関東学生ヨット春季選手権大会女子レースの1日であった4月29日には、1973年卒の羽田さん、杉山コーチ、にお越し頂きました。本当にありがとうございました。

また、2022年卒の新田そらさんより、あおさ、延長コード、防水バッグのごっつぁん品を頂きました。大切に使わせて頂きます。ありがとうございました。

では、失礼します。