お世話になっております。
4年スナイプリーダーの佐野です。
10月11~13日に開催された秋インカレ決勝の報告をさせていただきます。
470(45艇/15校中)
4842 永井(3年)・松原(2年)
35-26-15-25-24-18-21-11 175pts 22位
4795 大江(4年)・松波(3年)
18-21-2038-27-11-5-13 153pts 18位
4716 大嶌(2年)・角張(1年)
22-29-35-31-41-23-19-27 227pts 29位
555pts 7位
スナイプ(45艇/15校中)
31732 佐野(4年)・篠原(2年)・志田(3年)
15-17-25-17-5-3-34-28 114pts 12位
31521大和(2年)・植田(4年)・五百蔵(2年)
33-25-40-25-23-31-36-19 232pts 32位
31496 長井(3年)・宮田(4年)
46(DSQ)-22-30-36-18-18-26-18 214pts 27位
590pts 10位
初日は北からの7メートル程度の風で4レースが実施されました。雨も降っており、今シーズン一番の寒さと緊張で震えながら1レース目をスタートしました。
レースでは、インカレ独特の緊張感と陸から吹く振動する風に苦戦し、一上から順位を上げていく展開がほとんどでした。苦しい展開が続いていましたが、初日だったため冷静にクルーとコミュニケーションを取りながらコースを引き、順位を上げていくことが出来ました。私個人としては、苦手な風の中でなんとか順位を10番代で安定させることは出来ましたが、チームとしては、審問に負け、DSQをつけるなど、全日本出場ラインの9位まで50点差と大きく出遅れてしまう初日になりました。
2日目の朝は風がほとんど吹いておらず、お昼頃まで風待ちをした後に出艇しました。前日とは真逆の南風でのレースとなりました。
自分たちの海面調査の結果や杉山コーチからのアドバイスを元に、私は実施された2レースでシングルを取ることができました。トップの集団の中で抜きつ抜かれつの戦いをし続けました。クルーの2年篠原も本格的に乗り始めて1年とは思えない動作や集中力で船を引っ張ってくれました。2番艇の大和植田も3番艇の長井宮田も昨日のレースから復調し、大きく崩すことなく2レースを終えることが出来ました。50点という大きな差で朝は絶望感もありましたが、なんとかこの2レースで全日本出場圏内に滑り込みました。
3日目は台風の影響で高い波と北からの強風下で2レースが実施されました。
最終日のプレッシャー、レギュラーメンバーの怪我からの焦り、色々な要素があったと思います。この2レースでスナイプチームは全日本の出場権を逃しました。普段しないミスが重なり、何艇にも抜かれてしまいました。
しかし、470チームは3艇まとまって前を走り、前日よりも順位を大きく上げてくれました。プレッシャーに負けない470チーム、同期の大江は本当にかっこよかったです。
去年の決勝ではスナイプチームは100点以上差をつけられ、大敗しました。今年は最後のレースまで9位、レース後も5点差と最後までギリギリのレースが出来ました。このレースで引退が決まった4年生としては、最後の大会で最後のレースまで接戦で戦い抜くことができて、本当に幸せでした。悔しい気持ちはもちろんあります。着いてきてくれた後輩達を全日本の舞台に連れて行ってあげたかった。しかし、この1年間やってきたことへの後悔はありません。順位は1位になれなくても、努力は1位になれる。負けてこんな清々しい気持ちになるなんて思っていませんでした。1年間頑張ってきて良かったです。
スナイプチームは負けてしまいましたが、2025年度チーム法政の挑戦はまだ終わっていません。470チームが望みを繋いでくれました。10年間の経験を活かして、全日本入賞の目標達成の力になりたいと思います。
沢山の応援、本当にありがとうございました。
では、失礼します。