2年470スキッパーの松原啓悟です。
秋インカレ予選シリーズの大会報告をさせていただきます。
1日目は、20〜25度の3〜4m/sの風が吹いていて2レース行われました。
1レース目は、自分たちの艇は真ん中より少し上側でスタートして真ん中よりの海面で振れタックをメインに走りました。しかし、両サイドの海面にしっかりと伸ばした艇団が各サイドの風のシフトを掴んでいて1上では15番くらいの順位で回航してしまいました。その後2上で少し挽回はしたものの順位変動はさほど大きくなくフィニッシュしました。フィニッシュ前の2下では、インを取るためのジャイブの判断ができず競っていた艇にインを取られてしまいました。自艇を常に相手艇とマークの間に入れる意識が足りていないと痛感しました。決勝ではもっと混戦状態でのマーク回航が予想されるので予選でのミスを活かせるようにします。
2レース目は、スタート40秒くらいに左に20〜30度ほど振れて自分たちの艇は元々左海面を使いたくて下スタートをする予定でアウター付近にいたのでいち早く左の風のシフトに気づけスタート前にタックしてジャストスタートを切れました。スタートした直後は上マークまで一本で行けるほど振れていたので次の右のシフトが入るまでポートで伸ばしていき、上マークが近づくにつれて右のシフトが徐々に入ってきたのでそれに合わせてタックして1マークをトップで回航しました。その後も順位を守ることだけを意識して走りました。1下を回った時点で4795は右海面、自艇は左海面にお互いに伸ばしていきそれぞれの海面の他大学の艇をカバーしながら上手く走れました。2上を回航する時には、4795が近くにいたので次のダウンウィンドのコースを相談してコースを引きました。いい感じにチームレースができていたと思っています。
2日目は、朝は北風でその後東を経由して南風が入り安定した南風で2レース行われました。1レース目は、法政3艇揃って上スタートをして自分たちはずっと右に伸ばしていき他の2艇は途中で左に寄せていきました。右海面にカバーするべき大学の艇がいたのでカバーしつつ上マークに寄せていき1上を3位で回航しました。ですが、その後スピンシートが今まで引っかかったことのない場所に引っかかってしまいリーチングで1艇抜かされてしまいました。その後もトッピングがコンパス台に引っかかるイレギュラーなトラブルにより順位を落としてしまいました。イレギュラーなトラブルに対しては再発防止の対策をして決勝では決して起こらないようにします。2レース目は下スタート即タックで左のシフトを使いその後も左海面を使い最終的に4位でフィニッシュしました。2レース目のときのスタートで4716がブラック旗に引っかかってしまい総合成績では2位通過となってしまいました。決勝では、団体戦であるという意識を再認識してどのレースでも叩かないような戦い方をして全日本に駒を進めたいと思っています。
最後に予選では自分たち含め様々な反省が出たのでそれが決勝の舞台で活かせるように残りの少ない時間で詰めていき、決勝では応援してくださる皆さまの期待に応えられるようなパフォーマンスをしたいと思っておりますので、引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
では、失礼します。