10/4.5 秋季関東学生ヨット選手権大会予選

2年470スキッパーの松原啓悟です。

秋インカレ予選シリーズの大会報告をさせていただきます。

第92回関東学生ヨット選手権大会 470級 予選

第92回関東学生ヨット選手権大会 snipe級 予選

1日目は、20〜25度の3〜4m/sの風が吹いていて2レース行われました。

1レース目は、自分たちの艇は真ん中より少し上側でスタートして真ん中よりの海面で振れタックをメインに走りました。しかし、両サイドの海面にしっかりと伸ばした艇団が各サイドの風のシフトを掴んでいて1上では15番くらいの順位で回航してしまいました。その後2上で少し挽回はしたものの順位変動はさほど大きくなくフィニッシュしました。フィニッシュ前の2下では、インを取るためのジャイブの判断ができず競っていた艇にインを取られてしまいました。自艇を常に相手艇とマークの間に入れる意識が足りていないと痛感しました。決勝ではもっと混戦状態でのマーク回航が予想されるので予選でのミスを活かせるようにします。

2レース目は、スタート40秒くらいに左に20〜30度ほど振れて自分たちの艇は元々左海面を使いたくて下スタートをする予定でアウター付近にいたのでいち早く左の風のシフトに気づけスタート前にタックしてジャストスタートを切れました。スタートした直後は上マークまで一本で行けるほど振れていたので次の右のシフトが入るまでポートで伸ばしていき、上マークが近づくにつれて右のシフトが徐々に入ってきたのでそれに合わせてタックして1マークをトップで回航しました。その後も順位を守ることだけを意識して走りました。1下を回った時点で4795は右海面、自艇は左海面にお互いに伸ばしていきそれぞれの海面の他大学の艇をカバーしながら上手く走れました。2上を回航する時には、4795が近くにいたので次のダウンウィンドのコースを相談してコースを引きました。いい感じにチームレースができていたと思っています。

2日目は、朝は北風でその後東を経由して南風が入り安定した南風で2レース行われました。1レース目は、法政3艇揃って上スタートをして自分たちはずっと右に伸ばしていき他の2艇は途中で左に寄せていきました。右海面にカバーするべき大学の艇がいたのでカバーしつつ上マークに寄せていき1上を3位で回航しました。ですが、その後スピンシートが今まで引っかかったことのない場所に引っかかってしまいリーチングで1艇抜かされてしまいました。その後もトッピングがコンパス台に引っかかるイレギュラーなトラブルにより順位を落としてしまいました。イレギュラーなトラブルに対しては再発防止の対策をして決勝では決して起こらないようにします。2レース目は下スタート即タックで左のシフトを使いその後も左海面を使い最終的に4位でフィニッシュしました。2レース目のときのスタートで4716がブラック旗に引っかかってしまい総合成績では2位通過となってしまいました。決勝では、団体戦であるという意識を再認識してどのレースでも叩かないような戦い方をして全日本に駒を進めたいと思っています。

最後に予選では自分たち含め様々な反省が出たのでそれが決勝の舞台で活かせるように残りの少ない時間で詰めていき、決勝では応援してくださる皆さまの期待に応えられるようなパフォーマンスをしたいと思っておりますので、引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

では、失礼します。

10/3 合宿報告

お世話になっております。

1年スナイプクルーの岩永です。

10月3日の合宿報告をさせていただきます。

午前は2年の大和さんと乗らさせていただきました。北風2~4mのコンディションで、ブローで差がつく状況でした。

主にコース練習を行ったのですが、私はマークや向かってくる艇に気を取られてしまい、ブローを見逃してヒールバランスが乱れてしまう事が多くありました。また、午後は3年の瑞希さんと乗らさせていただいたのですが、お二方から風の強弱に合わせた移動を意識することと同時に、ジブの出し入れを連携させようというアドバイスを頂きました。これまでのようにただヒールを起こし、言われたらジブトリムを行うのではなく、風が強くなった際に船をどう対応させるかという考え方に切り替える必要があると思いました。そしてクルーワークについて、1つのことに集中しすぎるのではなく、広く周りを見られるようになることが今後の課題だと思いました。

一方で521でのジャイブでは、これまで引っかかってしまうことが多かったのですが、ジブのインパクトを意識したところ、成功率が上がり、成長を実感しました。今後も一つひとつ分析しながらさらに成功率を上げていきたいと思います。

 

今回は試合前にも関わらず乗らせていただけた貴重な機会だったので、これからも乗らせていただける機会を大切にして、安定した動作が行えるように頑張ります。

 

最後に私の好きなところについて紹介します。

私の好きなところは、動物を見ると自然と笑顔になれるところです。合宿所の近くを散歩している犬や、海にいる鳥、家で過ごす猫を見たり、触れ合ったりすると気持ちが明るくなり、元気を貰えます。これからもそんな小さな幸せに癒されながら、部活動に励んでいきたいと思います。

では、失礼します。

9/27,28 秋季六大学ヨット定期戦 結果報告

お疲れ様です。

4年スナイプクルーを担当している宮田悠冬です。

秋季六大学戦の大会報告をさせていただきます。

初日の金曜日には、レースはなく、レセプションが行われました。今回のレセプションでは、各大学で作っているご飯を持ちより食べるバイキング形式でした。初めて行う形式で、各大学の文字通りの味が出ていて、面白く美味しかったです。法政大学としては、青椒肉絲を提供しました。無事に提供したものが空になっていたときは安心しました。我々は他の5校とは違い、常に逗子にいるわけではないため、他の5校と話せる機会は貴重なので、レセプションという場があることに感謝しています。

レースの報告に移ります。

 

【結果】

470(18艇中)

4795 大江(4年)・松永(3年)

11-7-6 24pts 8位

4842 松原(2年)・永井(3年)

15-13-13 41pts 13位

4716 大嶌(2年)・角張(1年)

14-12-16 42pts 15位

 

107pts 4位

 

スナイプ(18艇中)

31732 佐野(4年)・篠原(2年)

17-6-13 36pts 12位

31521 大和(2年)・植田(4年)

14-12-17 43pts 16位

31496 長井(3年)・宮田(4年)

13-UFD-16 48pts 18位

 

127pts/6位

 

オープン艇

470(32艇中)

4620 谷口(1年)・土屋(1年)

27-30-27 84pts 28位

 

スナイプ(35艇中)

31336 佐々木(4年)・志田(3年)

25-18-30 73pts 27位

先に結果から伝えると総合六大学中6位、470級4位、スナイプ級6位と喜べるものではありませんでした。

初日の出艇直後は陸風でクルースキッパー二人ともハイクアウトコンディションでレースを行いました。私が乗っていた31496は陸風特有の風の振れ幅に悩まされ、オープン艇込みで18位でした。特に反省しているところは2下の中で近くの船との競り合いに気が向き、最終的にその2艇とも順位を落としたことです。この1艇に負けても他の3艇に勝つ方がいいことを意識して、周りのスピードやブローに意識を配ります。この日は、レース中の段階から徐々に風が弱まり、そのまま1レースで終わりました。

2日目も風が弱く、数時間の風待ちを行い、2レース行うことができました。

1レース目のコンディションは逆デッキ安定といった程の微風のレースでした。私の結果は、フィニッシュは10位でしたが、UFDでした。スタートラインが凹んでいるように見え、加速を周りよりも速くスタートした自覚はありましたが、UFDかどうかは自信がないといった感覚でした。微風の二日間でレース数があまりないということは、前日からわかっていたため、UFDはとってはいけませんが、特段意識をしなければならないのにできていなかったことは本当に反省しています。スナイプは、前日の1レースがあまり良くなかったため、1レースの得点は1レースで取り返せると意気込んでおり、31496の他に31732もシングルでフィニッシュできており、喜んだ後にリコールが発覚し、仲間に申し訳なかったです。スタートラインと周りの船のバランスを今一度考えなおします。

2レース目は、前のリコールからかスタートしてすぐタックしなければいけない展開となり、苦しい展開から始まりましたが、着実にあげていくように努力していました。結果は24位でしたが、これも最後の2下でベアコースを選択し、順位を落としたため、もっといけたという思いが強いです。私のくせとして、角度があると、結果的に前に出れるという考えがあると思います。そのとき、そのときの風を意識しなければいけませんでした。今回は2レースも2下で順位を落としているため、私としてはそんなつもりはありませんが、レース終盤で順位がある程度決まっての油断があるのかもしれません。そういった危険な考えを捨てるいい機会にはなりました。

本大会は、両クラス満足がいく結果ではありませんでした。しかし、まだ大きい大会は続きます。反省、改善を行い、次に繋げることしかやるべきことはありません。また、リコールしてしまいましたが、最終日に来られたOBの今井さんから、攻める姿勢も大事であることをうかがいました。リコールはしないように努めますが、それでスタートに出れなくなるようなことにはならないようにします。

結果としては見えづらいですが、私個人としてまだまだ戦えると思っています。残り数ヶ月、予選は1週間後に始まります。短い期間ですが、全力で走り切りたいと思います。

不甲斐ない結果で厚かましいお願いですが、これからも応援宜しくお願いします。

見返してみせます!

4年 宮田悠冬

以下に成績を添付します。

2025年度秋季東京六大学ヨット定期戦_470

2025年度秋季東京六大学ヨット定期戦_Snipe

2025年度秋季東京六大学ヨット定期戦_総合

2025年度秋季東京六大学ヨット定期戦_470_個人

2025年度秋季東京六大学ヨット定期戦_Snipe_個人