9/20,21,22,23 日建・レンタコムカップ第33回全日本学生女子ヨット選手権大会 結果報告

いつもお世話になっております。

3年470クルーの永井天音です。

日建・レンタコムカップ第33回全日本学生女子ヨット選手権大会の大会報告をさせていただきます。

4842 大嶌(2年)永井(3年)
10-8-3-6-8-15-23(cut)-17 67pts 11位

31496 佐々木(4年)植田(4年)
DNC(cut)-DNC-DNC-RET-RET-RET-RET-20 236pts 34位

 

今大会は9月20日から23日に葉山沖で開催され、全8レースを完了しました。全てのレースで良い風に恵まれ、北風が順風から強風まで吹いた中で競技を行うことができました。

1日目は、順風で3レース消化しました。真ん中からのスタートでラインも低くく、エンドから出た艇団に負けてしまい1上順位がとても悪かったです。フリーの艇速が良く、前の艇団に追いつき二上のコースで何とか順位を上げることができました。

2日目は、強風で4レースも消化することができました。初日の反省を振り返りスタートをエンドから出ることを意識しました。エンドから出てトップラインにいることを意識してコースを引いたため、1上順位が大幅に良くなりました。ですが昨日はしなかったミスをするなどして順位を上げるどころか、下げてしまう場面が多かったです。

4レースとも平均8m/sの中、最後までしっかりメイントリムをしてくれた大嶌に感謝します。

3日目は、順風から軽風で1レースだけ消化しました。この二日間の反省を活かし、トップホーンを鳴らすつもりだったのですが、北風の特性を理解しきれておらずアップウィンドウのコースで順位を落としてしまいました。昨日は振れ幅が20度前後あり、右海面左海面どちらとも良い風が入っていたのですが、今日は風が落ちて行く予報もあり振れ幅も狭く海面のブロー差があることに、レース前に気付けていませんでした。

今レガッタでは、全日本インカレ前に自分の得意不得意をしっかり把握することができました。

私の強みは、フリーのボートスピードです。全レースで、フリーで順位を上げれるほどでした。しかし、次の課題はフリーのコースです。この艇速を活かしたコースをペアと引けるようになりたいです。アップウィンドウで今まで順位を上げることができなかったのですが、触れる海面でしっかり順位を上げれることができました。トラッキングシステムを見てしっかり振り返り、クローズのコースを強みにしていきたいと思います。

私の弱みはたくさんあるのですが、1番改善しなければならないのは、上マーク回ってからのホイストの動作とタイミングです。常に上位の方はこのタイミングで順位を一気に上げており、それに比べて自分たちは落とすか後ろに距離を詰めらてしまっていました。インカレとなると艇数も格段に増えレベルも上がるため、その弱みを十分理解し、対策をとっていきたいです。

今年度の全日本女子では、自分たちの今の実力でこの順位しか取れませんでした。インカレ前に良いレース経験が積むことができました。来年の全日本女子では優勝を目指して練習に取り組んでいきたいと思います。

法政one teamとして、短い時間ですが最後まで全力で走り抜けていきたいと思います。

以下、リザルトです。

日建・レンタコムカップ 第33回全日本学生女子ヨット選手権大会 – 総合成績表

日建・レンタコムカップ 第33回全日本学生女子ヨット選手権 大会- 470級成績表

日建・レンタコムカップ 第33回全日本学生女子ヨット選手権 – snipe級成績表

では、失礼します。

9/14.15 秋インカレ女子レース 結果報告

4年スナイプクルーの植田です。関東学生ヨット秋季選手権大会女子レースの大会報告をさせていただきます。

 

リザルト

470(24艇)

4842 永井(3年)大嶌(2年)

5-4-10-7-3-UFD(cut)

29pts 7位

 

4716 谷口(1年)土屋(1年)

12(cut)-7-8-4-2-6

27pts 6位入賞!

 

スナイプ(19艇)

31496 佐々木(4年)植田(4年)

11(cut)-3-1-3-10-2

19pts 4位入賞!

 

本レースは14日・15日に開催されました。微風から順風でのレースとなりました。1日目は2レース、2日目は4レース行うことができました。自分たちの思い描いていた目標には届きませんでした。ですが秋インカレの始まりの女子レースとして、チームに勢いをつけることができたと思えるレースになりました。

レース1日目は朝から赤旗が上がるほど強風が吹いていましたが、風が落ち出艇することができました。風が強く吹いていた分、順風でも波が残りとても難しいコンディションの中1レース目が行われました。そのような環境下で、佐々木と私の2人ともが船を走らせることに気を取られてしまい順位を落としてしまいました。同期である佐々木と4年間乗ってきましたが、まだまだコミュニケーションが不十分であることを痛感させられるレースとなりました。長く乗っているからこそ喋らなくても通じていることが多いですが、焦りも同時に伝わってくることを感じました。2人で焦りを共有してしまうからこそ、たくさん話し、状況を改善させる努力が必要だと感じました。
2レース目にはコミュニケーションの部分を改善させることができ、2人でたくさん話しながら良い結果に変えることができました。話しやすい関係性だからこそすぐに改善し、良い方向に繋げていけたのだと考えます。

2日目は北の微風から順風でのレースとなりました。軽量ペアである私たちの得意な風域でした。私たちの課題としてスタートがありました。ですが、1位を取るんだという気持ちで2人の向く方向があった時にとても良いスタートをすることができました。北風になると風の振れに対してすぐに対応するためにもスタートでバウを出し、バチっとスタートを決める必要があります。スタートでバウが出せないのは意識の問題だとわかっていましたが、ずっと改善できずにいました。そんな時に秋インカレの始まりを飾る女子レースで前を走らないといけない、前を走りたいという気持ちがバウを前に出してくれたのだと考えます。この意識、気持ちを忘れずに来週に控えている全日本女子レースも挑みます。

出艇で首が見えなくなるくらい海に浸かり、船を押してくれた男子チームに恥じない結果を持って帰ってこれたとは胸を張って言えませんが、悔しい思いは来週の全日本女子にぶつけていきます。

以下成績表を添付します。

第92回 関東学生ヨット選手権大会_女子レースSnipe級

第92回 関東学生ヨット選手権大会_女子レース470級

では、失礼します。