9/8,9 合宿報告

お世話になっております。470クルー1年の角張佑希です。9/8,9の合宿報告をさせていただきます。

8日は9月の中旬から10月の中旬に行われる秋インカレに向け、スナイプと470全艇の整備を行いました。1日をかけての整備をする機会は多くないため、普段は気づくことのできなかったところまで確認し、直すことができました。私が今乗っている4716は、隅々まで見ているとガンネルに銀テープなどで応急処置されていた細かい傷が目立ったため、船を返したタイミングにFRPやゲルコートを使い直しました。そして天気も良かったため、全艇コンパウンドとハルコートを行いぴかぴかにしました。秋インカレへの想いを込めて磨いたので船もそれに応えてくれることを願っています。

9日は新港から森戸海岸への船の移動を行いました。前日の船の整備が終わりきらなかった470チームは陸から運び、森戸海岸の穴掘り、スナイプチームは海から森戸海岸へと移動し、その後帆走練習を行いました。穴掘りでは暑い中全員で、船が正しく固定できるよう、埋めたシートに力がかかっても抜けないことを2人がかりで入念に確認し、無事に完了することができました。470チームは風が弱い中、出艇するスナイプチームの姿に流石だと陸から見ていて感じていました。暑い夏合宿も6クール目を終え、終盤ですが意識を切らさず取り組んでいきたいと思います。

私の好きな所は好きなものや頑張りたいと思えることに没頭できることです。今は自分で毎日決めた筋トレのメニューをこなすことが日々の楽しみです。一年後の自分の体に期待しながら、たくましくなれるよう精進いたします。

では、失礼します。

9月2~7日 全日本470級選手権大会 結果報告

いつもお世話になっております。
3年470クルーの松波です。全日本470選手権の大会報告をさせていただきます。

リザルト(95艇中)

4795 大江(4年)松波(3年)
28-24-33-20-36(cut)-31-13-6-2 157pts 55位

4842大嶌(2年)永井(3年)
25-DNF(cut)-DNF-35-28-33-24-9-6
209pts 67位

今大会は9月2日から9月7日までの長期間にわたり開催されました。レガッタ期間中は軽風から強風まで幅広い風域でのレースとなり、全日本ならではのレベルの高さを実感するとともに、自分たちに不足している点が明確になり、多くの学びを得ることができました。

特に課題を感じたのはスタートです。中風から強風でのスタートにおいてルームを確保できず、第1線に残れない場面が目立ちました。顕著だったのは上寄せの技術差です。周囲の艇はラインを把握し、ルームを守るために何度も上寄せを行っていましたが、私たちはそれに対応できず、下が苦しくなってスタートが切れないケースが何度かありました。原因としては、クルーである私のヒールを入れるタイミングやジブトリムが甘く、スピードがない状態で上寄せを試みて下に吸われてしまったことが大きいと感じています。上寄せの練習は、ちょっとした休憩時間でも可能なので、今後は隙間時間を活用して積極的に取り組んでいきたいです。

もう一つの課題は、スタート後の一瞬の判断です。初日の第1レースでは、スタート直前に下に振れた風を認識するのが遅れ、スタート直後にタックを返せず左海面に流されてしまいました。結果としてすぐに返した艇団は上位に残ったのに対し、返せなかった艇は下位に沈むこととなり、クルーである自分の判断の遅れが最終順位に直結することを痛感しました。特にスタート後のわずかな判断が、そのレース全体の結果を左右することを改めて学びました。

一方で、良かった点もありました。それは、1日の反省を翌日に引きずらず、修正して臨めたことです。例えば、当初は波に対して艇をヒールさせて走っていましたが、上位艇はヒールを抑えて走っていることに気づき、真似してみたところ、最終日にはシルバーフリートの中でシングルを走れるレースもありました。このように毎日の反省を活かして改善できた点は収穫でした。しかし、上位の選手はレース中に修正していることを考えると、私たちの改善のスピードはまだ遅いと感じています。今後は普段の練習から「どうすれば良くなるか」を常に考え、修正力を高めていきたいです。

今回の全日本470選手権では満足のいく結果を残すことはできませんでしたが、この借りを返せる場は全日本インカレしかありません。残された時間は多くはありませんが、その中で上位校との差を少しでも縮め、逆転できるよう全力で取り組んでまいります。

以下、リザルトです。

2025alljpn470-result
では、失礼します。

9/6,9/7 合宿報告

お世話になっております。
2年スナイプクルーの篠原です。
9月6・7日の合宿報告をさせていただきます。

9月6日は立教大学さんとの合同練習を行いました。風速は3〜6m/sで、風向は北東〜南という幅広いコンディションで練習することができました。
私は船のヒールを一定に保つことを目標に練習していました。北風のときは風の強弱が激しく、さらに前日の台風による海面のうねりもあり、ヒールやアンヒールを感じてから対応していては遅く、ブローやうねりをよく見て事前に対応する必要があり、苦戦しました。しかし、杉山コーチにアドバイスいただいた「接地面積を増やすこと」や、8月31日にお越しいただいた山口さんの動きを真似るなどして、南風では少しずつ一定のヒールを保てるようになってきました。立教大学さんとの練習では、近い距離での滑りが長く続いたり、ラウンドレースやスタ練で艇数が多かったりと、より本番に近いプレッシャーを感じることができました。また、ウーチングの仕方など動作を盗むこともでき、有意義な練習になりました。

9月7日の練習は、1日を通して風の強い日でした。
普段は4年の佐野さんと乗っているのですが、この日の午前中は3年の長井さんと、午後は同期の大和と乗りました。普段とは違う船やスキッパーで、初めはヒール感やジャイブ・タックのタイミングなどで苦戦しましたが、それぞれのスキッパーから他のクルーとの違いを聞くことができ、改善すべきところ、継続すべきところが分かって良かったです。長井さんからは「周りの報告系は良かった」と褒められましたが、一方でパワーや体重が足りないこと、下マーク回航後のハイクアウトが足りないこと、回航直後の即タックへの対応ができていないことなどを指摘されました。大和からは「スタートラインの把握が良かった」と言われましたが、スタートのウェイティングでは、自分は船を進めようと思ってジブを当てていたのに対し、大和は船を止めておきたいと思っていた場面が多かったようでした。もっとコミュニケーションを取るべきだったと反省しました。

大会も近くなってきています。怪我や体調に気をつけて、限られた練習時間を大切にし、これからも頑張っていきます。

自分の好きなところは「継続力」があるところです。小中高で9年間テニスを続けてきたり、他のゲームはほとんどせずAPEXというゲームを合計5000時間プレイしてきたりしました。継続は力だと思っているので、自分の継続力があるところが好きです。

では、失礼いたします。