7月12日13日 関東470選手権 結果報告

お世話になっております。470クルーの角張佑希です。7月12.13日に行われた関東470選手権の大会報告をさせていただきます。

全98艇中
4842大嶌(2年)永井(3年)
20-(36)-29-16-23 88pts 46位
4795大江 (4年) 松波 (3年)
8-2-(24)-11-13 34pts 34位
4716 角張 (1年) 谷口 (1年)
26-19-16-(32)-27 88pts 45位

1日目は2〜4mの北東の風でした。
風が弱い分、船を安定させて走らせるのはマストの上で北風という触れる海面をうまく利用できた人が前に出れたと考えています。1日目の1.2レースともに風が左に触れており、早めに走り出さなくてはスタートできないと分かっていても風に対する船の走り出す時間やマックススピードを正しく理解できておらず、苦しい状態でのスタートが続き、上マークへは自分の引きたいコースを引くことができませんでした。情報としてあったwindyという風予報のアプリでは、北東の風が東に触れていくと予報されていたため、どこかのタイミングで右が大きく伸びると考えていましたが、クローズのタイミングではそこまで右触れの風は入らず、右海面を使った1レース目は特にコースをはずしてしまいました。しかしフリーでは、全レースともにコースを当て毎回順位を上げることができました。
2日目は1日目よりも弱い1〜3mの南風の中、レースが行われました。4.5レースとも良いスタートはきれてもスタート後に私が風や対艇の情報が欲しく周りを見過ぎたため、船のアングルが変わってしまい、下の船に殺されることが多くありました。まだスキッパーとしての経験が浅い分、スタート後はとにかくテルテールに集中し情報はクルーからもらうよう改善します。そしてそこで逃げタックをしてから海面の真ん中に行ってしまった時の立て直しがとても悪いと感じました。風に対するタックというよりは船に対してのタックが多く、ちゃんとしたブローに乗り切れていなかったことが上マークまでのコースの反省点で、自分の走りをさらに良くしなくてはと思いました。そして1日目と同じようにフリーでは自分の引きたいコースを引け順位を上げることができました。しかしまた上マークに向かう際に順位を落としてしまうので、自分の走りをもう一度見直し、さらに早くなれるよう努力いたします。
私は普段470のクルーをしているのですが、今大会は初めてスキッパーとしてレースに参加させていただきました。慣れないことも多かったのですが、クルーと共に少しずつ成長できたと感じています。特に一緒に乗っていく中でペアの谷口はスピントリムや動作が上達しているように感じました。しかしまだフリーでの船の動きに対する感覚が弱そうに感じるのでビシバシと鍛えてまいります。私はこれからどちらのポジションに着くかわかりませんが精一杯精進してまいります。

以下、リザルトです。

kanto470_2025_result05

では、失礼します。

7月12日13日 合宿報告

初めて合宿報告を担当させていただきます、1年の岩永です。法政大学第二高等学校出身で、高校では陸上部でやり投げをしておりました。現在はスナイプクルーをしています。

私の最近のマイブームはオーディションプロジェクトを見ることです。中でもBMSGという事務所が主催しているオーディション「THE LAST PIECE」は、同じ年代の人が夢を叶えるために全力で頑張っている姿に刺激を受けて、自分も頑張ろうという活力をもらっています。毎回オーディションについて友達と語るのもセットでマイブームです。みんな魅力的すぎて推しが決められませんが、ドキドキしながら最後まで見届けたいと思います。

7月12日は、OBの工藤さんがクルーやスキッパーとして乗ってくださり、様々なアドバイスをいただきました。特にジャイブでの加速がすごく、無駄な動きを感じませんでした。12日は風速2〜4mほどのオンデッキや中デッキのコンディションで、4年の心楽さんと乗らせていただきました。風に合わせたヒールバランスを取るのが難しく、自分の感覚に不安があったのですが、心楽さんがヒールバランスがいい時や中に入るタイミングを教えてくださったので、自信を持って取り組むことができました。また、前回ジャイブがスムーズにいかなかったため、ランチャーシートの持ち方と、ランチャーからジブの切る間隔を短くすることを意識して練習しました。少しずつ成功する回数が増えてきたものの、ロールをかけたあとの切るタイミングが遅く、加えてジャイブ後の動きがスキッパーとバラバラになっていると指摘をいただいたので、次回はもっと良いジャイブができるようイメトレをしっかり行いたいと思います。

7月13日は秋元さんにご協力いただき、江ノ島から八景島へ引っ越し作業を行いました。初めて本格的に引っ越し作業を経験したのですが、船台固定や積み込みなどの場面でもたもたしてしまうことが多かったため、早く正確にできるように練習をしようと思いました。また私は初めての八景島だったのでここで練習をするんだという、わくわくした気持ちになりました。これからテスト週間に入るので暑さに負けない体力作りとイメトレを行いながら、大学生になって初めてのテスト、全力を尽くします。

1年岩永の紹介ページはこちらからご覧いただけます。

では、失礼します。

7月5日6日 東日本スナイプ 大会結果

大会報告
お世話になっております。スナイプクルーの五百蔵です。7月5日、6日に行われたNorth SailsCup East Japan Snipe Championshipの大会報告をさせていただきます。

全96艇中
31732 佐野(4年)篠原(2年)
44-8 52pts 23位
31521 大和(2年)植田(4年)
63-57 120pts 61位
31496 長井(3年)宮田(4年)
45-86 131pts 67位
31336 佐々木(4年)五百蔵(2年)志田(3年)
DNC-DNC 194pts 92位

1日目は、南から1〜3m/sの風でレースを行うことはできませんでした。海に出ていない時間でも、ランニングなどの運動を行い、空いた時間を有意義に使うことができたと思います。

2日目は、230°で3〜4mの風が入り、レースを行うことができました。自分は1レース目はピラニアからの観戦という形でしたが、全体的に右海面へと伸ばした艇のほうが伸びていたのではないかと考えていました。2レース目は31521に乗りました。下からスタートをしようと判断しましたが、下の第一線はとても混み合っており、接触などが多発していたので、それらを避けて二線からのスタートとなってしまいました。スタートに出遅れてしまい、1上時点では後ろから5番目あたりを走ることになってしまいました。しかしビリ付近を走ることになってしまっても冷静に前にいた艇団に無理に入らず、一下の右マークでゴタゴタが起こっているのを少し大まわりすることで避けることができ、順位を大きく上げることができました。自分もマーク付近の情報を早めからスキッパーに共有し、対応することができたのは今までと比べて成長した点だと思います。その後も左海面のブローを掴んで順位を上げることができ、最終的な順位は57位でした。決して手放しに喜べる順位ではないのですが、スタートで失敗してしまっても冷静にレースを展開することができれば20艇以上の船を抜かすことができると実感することができました。一方で自分はスタートに苦手意識があり、今回もスタートに失敗しなければもっと良い順位を取ることができたと思います。スタートについては葉山での合同練習や、スナイプチームで行っているすべり前のストップアンドゴーなどで得意にしていきたいと考えています。

以下、リザルトです。

2025年ノースセールカップ東日本スナイプ級選手権大会リザルト

では、失礼します。