「食当、マネージャーの1日」

8月21日火曜日、合宿最終日の報告を担当します、スナイプクルー兼スキッパー兼マネージャー?の山口大輝です。

今年の春辺りからもう私が何のポジションなのかよくわからなくなってます。最近ではマネージャーの魚岸が留学に行っているので、私が陸に残りご飯を作る機会が多いです。

食当の1日は朝ごはんを作るために朝5時半の起床からはじまります。正直、眠いです。8時間くらいは睡眠時間が欲しくて、前日の9時くらいにベッドで横にはなるのですが、灯りが眩しかったり、周りの声がうるさかったりして、眠るのは結局10時半ほどになってしまい睡眠不足です。みゆさんやみさきさん、魚岸さんなど歴代のマネージャーの方々が毎日このような生活サイクルでみんなのごはんを作ってこられたのだと体感し、マネージャーの体力と精神力ってすごかったんだなぁと感じております。

この日は午前中からピラニア(救助艇)に乗らなければならなかったため、6時半までに朝ごはんと昼ごはんの2食を作りました。食当やってみて気づいたことがあります。それは、20人前くらいのおかずも、案外朝の内に2食分作れてしまうということです。食当でも午前・午後両方とも海にでることが可能になるんです。「これなら、マネージャー兼選手の二刀流も可能だぞ?今流行りの二刀流?、、、大谷は今日もホームラン打つのかなぁ~、アーセナルの冨安はスタメンかな~」と、くだらないこと考えながらごはんを作っていました。

そして、6時40分くらいになるとご飯が炊けたことを教えるあのあんまり聞きたくない嫌な炊飯器のメロディーと共に、眠っていた部員がゾロゾロと起きてきます。みんな眠たそうな顔で目を擦りながら船の艤装をしに外へでて行きます。何人かの部員は眠そうな声で「ぉはよぅござぃまぁす~」と律儀にわざわざ台所まできて挨拶をしてくれます。嬉しい。子音しか聞こえないような力弱い挨拶を聞いて、ちょっぴり元気をもらいつつ「あー、また1日が始まるんだな~」と勝手にエモくなります。睡眠不足のせいか既に少しの頭痛と深夜テンションに近いものを感じます。

船の艤装が終わり7時15分になると、朝ごはんの時間です。この時間までくると少し早く起きていた下級生達は結構目が覚めていて、普通におしゃべりして元気そうです。一方で少し遅く起きてきた4年生はまだ少し目がトロンと眠たそうです。口数も少ない。でもなぜか食べるのはいつも4年生が早く、下級生の一部は4年生の2倍くらいの時間をかけていつもごはんを食べきります。ゆっくり食べる方が健康的にはいいと思うので、これからもそのペースを継続してほしいです。

この日の午前中の海は、雨が降ったり止んだりで、風も雨雲の下ではフルハイクくらいの風が吹く一方で、雨が止むとロールタックになるくらいの風でした。簡単に言えば、変な天気でした。練習メニューとしては、470もスナイプもすべりをした後にスタート練習をしました。私は船に乗っていませんでしたので、技術的なことはあまり言えませんが、皆雰囲気よく練習できていたのは間違いなかったです。

午後のことについては、私は陸で掃除などをしていたため、海では何が起きていたのかさっぱりわかりません…ご想像にお任せします。

陸では、470クルーの大川君が午前中の練習で熱中症の症状がでて体調が悪くなっていたために合宿所で寝ていました。

「大川、扇風機の前で体調回復するまでゆっくり楽な体制で寝てていいよ」

「わかりました」

そう言って扇風機の前にいた大川くん、数分後、彼の様子を観に行くと、大川くんは正座に頭を前屈みに床につけた体制、つまり土下座の体制で寝ていました。一瞬、意識でも失ったんじゃないかとびっくりしましたが、彼は普通に呼吸をして寝ていました。「大川にとって楽な体制って土下座なのか…?足痺れないのかな…独特だな」午後はこれくらいしか記憶がないです。

今回の合宿報告は殆ど私視点の主観的な日記みたいになものになってしまいました。読みづらかったとしましたら、申し訳ありません。

では、失礼します。